猿来たりなば Don't Monkey with Murder No.423
最後の最後のオチはホントに想像の外だった。うーん。トビーとジョージシリーズの4作目。ただし、シリーズ邦訳はこれが初めて。た ぶん、シリーズの中で評価が高いのだろうと思われる。結局、ジョージが何者かよくわからないままだ。(02/12/11)
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Elizabeth Ferrars エリザベス・フェラーズ
創元推理文庫 M フ 13 1(東京創元社) 文庫 1998年9月25日初版 520円 カバーイラスト 西村敦子 カバーデ ザイン 矢島高光 訳 中村有希 1942
ゆるやかな丘の広がるダウンズ地方の片田舎、イースト・リート。異邦人からの助けを求める手紙に応え、連続誘拐未遂事件を解決する ため、トビーとジョージはロンドンから遠く離れたこの地まで遠路はるばるやってきたのだ。だが、想像以上の寒村で彼らが出くわしたの は、前代未聞の誘拐傷害事件であった。たしかに、嫉妬に遺産に保険金と、動機にも容疑者にも困らない状況なのだが、誘拐されて死体と なって見つかったのは、なんと、チンパンジーだったのだ! 英国ミステリを代表する作家の一人、エリザベス・フェラーズ初期の秀作、 本邦初紹介。(p1)
イギリス南部ののどかな自然に囲まれた村、イースト・リート。トビーとジョージは、このロンドンから遠く離れた片田舎に誘拐事件を 解決するためにはるばるやってきたのだが、そこでふたりを待ち受けていたのは前代未聞の珍事件、なんと、チンパンジーの誘拐殺害事件 だった! イギリス・ミステリ界で半世紀にわたって活躍してきた重鎮エリザベス・フェラーズの傑作本格ミステリ。(裏表紙 )
順番に読んでみようと思ったのだが、
他の話は全部貸し出し中だったので、とりあえずこれから読んでみた。ジョージの秘密?に迫りたかったのだが、それは書かれてなかった
。事件は殺人ならぬ殺猿で幕を開ける。町の人々の思惑、頼りない?依頼人などなど。とにかくトビーとジョージは探偵というより、かぎ
まわり屋さんといった感じで、ここそこへ首をつっこむ。アメリカでのタイトルは、『The Shape of a Stain』。どうもね。##形というか量なんだけど。##いいけどね。ラストが好かったです。##実は、駅前です
れちがった、おばさんが…。##というところ。そんなところに、伏線?が隠れていたかぁ。と。事件そのものとはそれほど関係な
いけど。こういうオチはわりと好き。
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2004/12/31更新