怪傑ムーンはご機嫌ななめ Seven Up No.870

前作と次作を読んでいるので、だいたいどんな事件が起きるかはわかってました。が、それでも、いちいち笑えました。最高なのは事件 のそもそもの発端が解明されたところです。ただし、ビミョーにルーラとコニー側かステフ側か意見が別れるところでしょう。ボブやムー ンとタギーは今回も登場。でもって、いよいよ?姉・ヴァレリーと姪っ子たちの登場。またまたにぎやかになってます 。(04/12/29)

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Janet Evanovich ジャネット・イヴァノヴィッチ  ロマン ス小説家として高い評価を得ていたが、94年に初めて書いた犯罪小説『私が愛したリボルバー』(扶桑社ミステリー)でCWA(英国推 理作家協会)賞最優秀新人賞を受賞。<ステファニー・プラム・シリーズ>は現在、九作目の“To the Nines”まで書き継がれている 。

扶桑社ミステリー イ4−7(扶桑社)0893 文庫 2003年2月28日第1刷 本体876円+税 訳 細美遥子 カバー・デ ザイン&イラストレーション 瀧本唯人 献辞 この本のタイトル“Seven Up”を考えてくださったエイミー・レームクールとヴィッキー ・ピチャに 解説「イヴァノヴィッチが押すアメリカン・コメディのツボ」 杉江松恋 2001 St.Martin's Press

21世紀最高の笑撃作!! ドジでお茶目な“賞金稼ぎ”<ステファニー・プラム>が大暴れ!!(帯表紙側)

爆笑シリーズ!! ステファニー・プラム(帯背)

ただ今、女性に人気ナンバーワン!抱腹絶倒の珍事件が次々と… バツイチの“逃亡者逮捕請負人”ステファニーが大暴れ!!仕事でも 恋でもとんちんかんな行動を繰り返す、彼女のドジっぷりが最大の魅力です。3ページに一度は、クスリと笑わされること間違いなし!( 帯裏表紙側)

密輸煙草をくすねたちんけな老いぼれ、とたかを括ったのが甘かった。納屋の変死体に始まる“爺さん追跡劇”は、あたしに不利な様相 を呈したまま、時間だけがむなしく……過ぎればいいものの、そうは問屋がおろさない。相棒ダギーの失踪で気もそぞろなムーンは銃で撃 たれるし、夫に逃げられた姉はレズビアンになると宣言するし。なのにあたしは、呆然とする家族に、モレリとの結婚を約束してしまった のだ……そんなステファニーもたじろぐ老人力炸裂、怒濤のシリーズ第七弾!<解説・杉江松恋>(裏表紙)

母親に悪く思われたくないため、考え をまとめずに口からでまかせをしゃべってしまう姿。涙をそそります(笑)。次作を先に読んでしまったので、あぁ、そういういきさつか 。と。知らなかったらラスト、なかなか尾をひく感じだったのになぁ。ざんねーん。


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2005/02/22更新