仕掛け花火 No.54
収録作品 猫かつぎ 臨時列車 鏡の女 マッチ棒 かげ草 月光酒盛り 虹細工 夜釣りをする女 背中 骨猫 夢ねんど 会議中 占う天秤 ある日の妻 新しい店 夢の木 耳飾り おかげさま 我が家遠く 踊る男 棟 梁 眠りにつく前に 箱娘 冬の同居人 開いた窓 星の数ほど 地下鉄御堂筋線 たまご売り 温かい椅子 自転車 月光剣 あるお土産 廃線区間 二人のテレビ 秋 赤い街 児童販売機 ある夜のメニュー 花火
ショートショート集。好きな作家だが、ショートショートの書き手なためか、なかなか作品集が出ない。現実と不思議の世界の間のよう なところに連れて行かれるような錯覚が抱ける。(01/06/16)
久しぶりにショートショート。ちょっとコワイ。(読書日誌51−60へのコメント)
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江坂 遊 1953年大阪府生まれ。早稲田大学卒。’80 年、第2回講談社星新一選ショートショートコンテストで、「花火」が応募作6831編中の最優秀作に選ばれてデビュー。「ショートシ ョートランド」誌、「IN★POCKET」誌などに抒情と才知が溢れる作品を次々と発表。そのうち「地下鉄御堂筋線」が『ベスト小説 ランド』(1987年)に、「たまご売り」が『現代の小説1990』に収録された。今後の活躍がますます期待される新鋭である。(裏 表紙見返し) 著者のことば ショートショートのあっけらかんと短いという制約が気にいっています。奇妙で愉快な話をあっけら缶にギ ュウギュウ詰め込みました。是非ともお求めいただきご開缶下さい。開けた途端に、仕掛けておいた花火が大空高く、実際まことに見事に 打ち上がることになっています。(表紙見返し)
奇妙で愉快な掌編集 講談社ノベルス エA−01(講談社) 新書 1992年12月5日第1刷 738円 ブックデザイン 熊谷 博人 カバーデザイン 辰巳四郎 本文イラストレーション 三嶋典東 解説『江坂さんのこと』 星新一・『専用の脳みそ』 阿刀田高
初出 「ショートショートランド」 猫かつぎ(’83年1月号) 臨時列車(’82年3月号) かげ草(’84年1+2 月号) 月光酒盛り(’84年3+4月号) 夢ねんど(’82年2月号) 新しい店(’83年9月号) ある夜のメニュー(’84年 11月+12月号) 「小説現代」 鏡の女(’80年9月号) 花火(’80年5月号) 「小説ジュニア」 マッ チ棒(’81年7月号) 虹細工(’81年10月号) 背中(’81年7月号) 暖かい椅子(’81年7月号) 「IN★POC KET」 夜釣りをする女(’87年5月号) 骨猫(’90年1月号) 会議中(’87年6月号) 占う天秤(’91年2月号) ある日の妻(’86年6月号) 夢の木(’90年1月号) 耳飾り(’91年4月号) おかげさま(’91年8月号) 踊る男(’ 87年8月号) 棟梁(’87年2月号) 眠りにつく前に(’87年3月号) 冬の同居人(’87年12月号) 星の数ほど(’91 年1月号) 地下鉄御堂筋線(’86年1月号) たまご売り(’89年10月号) 自転車(’87年10月号) 月光剣(’86年1 1月号) あるお土産(’90年2月号) 二人のテレビ(’91年4月号) 秋(’87年11月号) 赤い街(’90年5月号) 「朝日新聞」 児童販売機(’91年1月1日朝刊) 書き下ろし 我が家遠く 箱娘 開いた窓 廃線区 間
たまに、関西弁のもある。さすがネイ
ティヴ?たくさん書いて、どんどん本出して欲しいですが、その少ない本も借りていてはなかなか出版されないでしょうなぁ。うーん。b
k1、Amazonとも表紙画像なし。
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2004/09/07更新