神様のボート No.599

葉子のいとことして、『ホリー・ガーデン』の美保子と果歩が出てくる。どちらかというとかろうじて、草子の気持ちのほうが理解が易 い。確かに、著者があとがきで語るとおり、危険な小説かもしれない。「箱の中」は、吉本ばななの、『哀しい予感』のゆきを連想する。 えぇ、実はどっちかってっと、そんな人生にあこがれるんだけどな。過ぎてしまったことは…。強いのか、弱いのか。(03/07/23)

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江國 香織

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2005/03/27更新