いくつもの週末 We usually weekend together No.52

収録作品  公園  雨  よその女  月曜日  ごはん  色  風景  歌  桜ドライヴとお正月  一人の時間  自動販売 機の缶スープ  放浪者だったころ  猫  甘やかされることについて  キープレフト  RELISH

「ごはん」は笑いました。そーか。「ただいま。ご飯何?」は失礼かもしれないのか。気をつけよう。へんな感想かもしれないけれど、 あとがきの「おわりに」が良い内容だった。(01/06/03)

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江國 香織  一九六四年、東京生。目白学園女子短期大学卒 。出版社勤務後、一年間米国に留学。『こうばしい日々』で産経児童出版文化賞・坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、 『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞を受賞。

集英社文庫 え 6 3(集英社) 文庫 2001年5月25日第1刷 419円+税 画 茂田井武士 AD 渡辺貴志 口絵「ア クロバット」(1932〜33年頃) 茂田井武 挿画 茂田井武 レイアウト 渡辺貴志 解説 井上荒野 1997年10月世界文化 社より刊行(bk1 amazon

「いつも週末だったら、私たちはまちがいなく木端微塵(こっぱみじん)だ。南の島で木端微塵 。ちょっと憧れないこともないけれど」いくつもの週末を一緒にすごし、サラリーマンの彼と結婚した著者。今、夫と過ごす週末は、南の 島のバカンスのように甘美で、危険だ。嵐のようなけんか、なぜか襲う途方もない淋しさ……。日々の想い、生活の風景、男と女のリアリ ズム。恋愛小説の名手がみずからの「結婚生活」をつづった、甘く、ビターなエッセイ集。(裏表紙)

淡々と波乱万丈な日常 。


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2005/03/27更新