黒蠅くろばえ Blow Fly No.710

スカーペッタがまた事件に戻ってくるとは思わなかったので、どういう展開になるのかな。と。辞任してしまってからの話になるので、 話はリッチモンドも、検屍局も離れる。正義ってなんでしょう。その答えは、事件が1つ終わっても解決しないようです 。(04/01/01)

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Patricia D.Cornwell パトリシア・コーンウェル  マイア ミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長 編賞を受賞して、一躍人気作家に。バージニア州検屍局長ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズはDNA鑑定、コンピューター犯 罪など時代の最先端の素材を扱い読者を魅了、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他の作品に正義感あふれる女 性警察署長とその部下たちの活躍を描いた『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』など。 公式ウェブサイト  www.patriciacornwell.com

講談社文庫 こ 33 17(上)・こ 33 18(下) (講談社) 文庫 2003年12月15日第1刷 695円(上下各)  訳 相原真理子 オリジナルデザイン 辰巳四郎 カバーレイアウト 岩郷重力 カバー写真 (C)David Muench/corbis japan  (C)Fotomorgana/corbis japan (C)TADASHI ONO/amana images/corbis japan(上巻のみ) 献辞 イースト・バトンルージュ郡検視官、 ドクター・ルイス・カタルディに本書を捧げます。卓越した才能と道義心、思いやりと誠実さをそなえたあなたのような人間が、この世を よりよいものにしているのです。 2003

スカーペッタが帰ってきた! バージニアを離れ新天地を求めた彼女。だが悪夢は終わってはいなかった。(上巻帯表)

検屍官シリーズ 驚愕の第12弾!(上巻帯背)

検屍局長辞任から数年後、フロリダに居を移したスカーペッタに、死刑囚となった<狼男>から手紙が届く。「あなたが死刑を執行して くれ。さもなければ、また何人もが命を落とす」時を同じくしてルイジアナで女性ばかり十人もの連続誘拐殺人事件が発生。彼の犯行では ないのか? 検屍官シリーズ待望の第12弾!(上巻裏表紙)

スカーペッタが帰ってきた! 全世界待望の『検屍官』シリーズ最新作は驚きと興奮の連続。(巻末の最新刊案内)

検屍官シリーズ待望の最新刊! マリーノはボストンへ、ルーシーはポーランドへ。死に彩られたその目的とは?(下巻帯表)

予測不能の展開 過去前作が伏線(下巻帯背)

意を決し、死刑囚監房を訪れたスカーペッタに、<狼男>が告げた衝撃の事実とは? 警察を辞めたマリーノ、信じる道を歩きはじめた ルーシーも、それぞれ決死の覚悟を胸に行動を起こす。錯綜(さくそう)する謎、めくるめく急展開 の果てに、驚愕の真相が待ち受ける! この結末の前では、すべての過去は伏線に過ぎない。(下巻裏表紙)

確かに過去に登場した人物や場所がか なり登場するけど、前作伏線ってのは、大げさすぎる。警官や捜査官じゃなくなった人間がそうそう銃を景気良くぶっ放されると、主人公 サイドとはいえ、なんか、すっきりしないなぁ。うーん。


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2004/12/31更新