「Y」の悲劇 挑戦!! The Tragedy of Y  No.232

収録作品  あるYの悲劇  ダイイングメッセージ《Y》  「」の悲劇――「Y」がふえる  イコールYの悲劇

篠田真由美・二階堂黎人の著作は多分読んだことなかったので、おもしろかった。二階堂さんのは、死因は多分これだろーなーとは、想 像ついたけど、犯人がねー。ふーん。こういう小説か〜。へ〜。(02/04/08)

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有栖川 有栖  一九五九年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中に同大推 理小説研究会に所属。八九年に『月光ゲーム』でデビュー。『ロシア紅茶の謎』に始まる国名シリーズも人気シリーズに。臨床犯罪学者・ 火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の名コンビが活躍。

篠田 真由美  一九五三年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。九一年に『琥 珀の城の殺人』だ第二回鮎川哲也賞の最終候補作となり、翌年東京創元社より刊行。他に『イシュタルの子』(廣済堂出版)などがある。 建築探偵・桜井京介は九四年デビュー以来、活躍中。

二階堂 黎人  一九五九年東京生まれ。中央大学理工学部卒業。九〇年に『吸血の家』 が鮎川哲也賞佳作に入選。九二年に『地獄の奇術師』を上梓、推理小説界の注目を集めた。名探偵・二階堂蘭子のめざましい活躍で人気シ リーズに。

法月 綸太郎  一九六四年松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推 理小説研究会に所属。『密閉教室』で作家でビュー。『雪密室』以来、著者と同姓同名の名探偵・法月綸太郎が登場、活躍中である。

講談社文庫 あ 58 7(講談社) 文庫 2000年7月15日第1刷・2000年9月1日第3刷 533円 カバーデザイン  菊地信義 全作品書き下ろし

建築探偵・桜井京介の篠田真由美、国名シリーズの有栖川有栖、名探偵・二階堂蘭子の二階堂黎人、そして名探偵・法月綸太郎の法月綸 太郎。今をときめく気鋭4人がミステリの傑作『Yの悲劇』に捧げる華麗なる競演。エラリー・クイーンでミステリの虜とりこになったあたなへの贈り物。 文庫書き下ろしアンソロジー!!(裏表紙)

これは、なんの順に並んでるんだろう ?売れてる順か?と思ったら、なーんだ。あいうえお順じゃん。篠田さんは、シリーズの探偵を出さなかったようです。読んだことないか らわかんないけど。少なくとも桜井ってのは出てない。篠田さんのは、話が何か、観念的で入り込みにくかった。逆に、二階堂さんくらい つっ走れば、「あ。そう。こーゆーのもありか。」くらいで終わるんだけど。


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2004/09/25更新