親指のうずき BY THE PRICKING OF MY THUMBS No.402

うぅぅ。この話を読んでいた時期に親指を怪我して。まだ治らない。話はとっくに読み終わったのに。トミーとタペンス、他にもオハナ シがあるようで。まぁ、探してみようかな。(02/11/09)

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Agatha Christie アガサ・クリスティー

ハヤカワ文庫 HM ク 1 10(早川書房)463 文庫 1976年8月31日発行・1997年9月15日第26刷 583円  訳 深町真理子 カバー 真鍋博 解説 小林信彦 献辞 本書を、世界各国から私に手紙をくださり、「その後、トミーとタペンスは どうしました? いまなにをやっています?」と問い合わせてこられた多数の読者に捧げます。 この通り、トミーとタペンスもだいぶ年 をとりましたが、その熱情はいささかも衰えておりません。皆さん、どうかよろしく。そしてこの二人との再会を楽しんでくださいますよ うに。 アガサ・クリスティ

トミーとタペンスは冒険心旺盛な初老の夫婦。今は亡きエイダ叔母のいた養老院を訪れた時、タペンスは叔母の部屋に掛かっていた一幅 の風景画に胸騒ぎを覚えた。絵の中の運河のそばの淋しい人家に見覚えがあったのだ。そして今、絵の所有者ランカスター夫人が失踪した ! タペンスは、変に親指がずきずきして何か悪いことが起こりそうな予感に襲われる……おしどり探偵トミーとタペンスが縦横無尽に活 躍する女史後期の佳作(裏表紙)

女史後期の「傑作」ではないんだ。ふ ーん。確かに話しに入り込むまでちょっと冗長ではあるけど。それもまた、初老の人間の話っぽい雰囲気を盛り立てて?いいんでは。まぁ 、女史の傑作。って掃くほど(捨てないけど)あるし。ラストは急展開で意外。ただ、ちょっと、それは…。というところもあり。でも、 全て謎がきれいにつながる。1968年の作品。bk1、Amazonとも表紙画像なし。


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2004/12/28更新