クリスマス・プディングの冒険 THE ADVENTURE OF THE CHRISTMAS PUDDING No.641
収録作品 クリスマス・プディングの冒険 The Adventure of the Christmas Pudding スペイン櫃ひ つの秘密 The Mystery of the Spanish Chest 負け犬 The Under Dog 二十四羽の黒つぐ み Four-and-Twenty Blackbirds 夢 The Dream グリーンショウ氏の阿房宮 Greenshaw's Folly
久々に、忘れて読書日誌が前後してしまった。別におもしろくなかったとか、印象に残らなかったとかそういうわけじゃないけど。ポア ロものの中に1編だけミス・マープルものが混じっている。別に全編クリスマス〜。という短編ではない。クリスティ本人は、この短編集 を料理集に例えている。「負け犬」は後味悪。悲しいというか、やりきれない。(03/09/09)
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Agatha Christie アガサ・クリスティー
クリスティー短篇集13 ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 1−78(早川書房)1850 文庫 昭和60年2月15日発行・昭和6 1年1月31日4刷 480円 カバー 真鍋博 1960
訳 はじめに/クリスマス・プディングの冒険 橋本福夫 スペイン櫃の秘密 福島正実 負け犬 小笠原豊樹 二十四羽の黒 つぐみ 小尾芙佐 夢 小倉多加志 グリーンショウ氏の阿房宮 宇野利泰
イギリス政府の上層部から持ちこまれた重大かつデリケートな依頼――ある外国の王子が、由緒ある高価なルビーを女性にだましとられ た。それが王子の手許にもどらなければ、政治上の悲劇的な結果を招く可能性がある。ポアロの力でとりもどしてほしいというのだ。ポア ロは、指示どおり、くだんの女性が隠れているらしい屋敷へ、ゲストとしてもぐりこんだ。しかし、そこで待っていたものは、庭の新雪を 真赤に染めた死体と、そして意外な結末……名探偵の鮮やかな推理と見事な策略を描く上記表題作をはじめ、ポアロ物5篇、マープル物1 篇収録。(裏表紙)
巻末の短篇集リストによると、「クリ
スマス・プディングの謎」の米題は「The theft of the Royal Ruby」。「スペイン櫃の秘密」は『黄色いア
イリス』所収の「バグダッドの大櫃の謎 The Mystery of the Bagdad Chest」が原型とのこと。どおりでどっかで読んだような。「阿
房」が読めなくてさ。なんだろう。って思った。follyは馬鹿な。だよなぁ…。って辞書を引いたら「あほう」だってさ。語感から考えれば
よかったのか。bk1、Amazonとも表紙画像なし。
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2005/04/17更新