愛の探偵たち　THREE BLIND MICE AND OTHER STORIES　クリスティー短編集９　Ｎｏ．５０ ５

「あまりにも有名」だという「ねずみとり」をやっと読めた。えーーーーっと。期待が大きかったので（以下略）。途中で、あ、こいつ だ。とかはまぁ、あったものの、うまいなぁ。舞台ではどうやるのかなぁ。などと頭の中の勝手に劇場で上演するのも楽しかった。表題が ちょっと恥ずかしかったり。クィン物だけど。ちょっとよく判らない人物だ。ポアロとマープルはわかりやすいというか、読んでて楽しい 。知ってるテンポが。(03/03/17)

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Agatha Christie　アガサ・クリスティー

ハヤカワ文庫　ＨＭ　１−５５（早川書房）１１２４　文庫　昭和５５年６月２０日印刷・昭和５５年６月３０日発行　３８０円　訳 　小倉多加志　カバー　真鍋博　解説　Ｍ　１９５０

『THREE BLIND MICE AND OTHER STORIES』（１９５０年、イギリスで出版されず）　三匹の盲ネズミ　風変わりな冗談　巻尺殺 人事件　非の打ちどころがないメイド　管理人の事件　四階の部屋　ジョニー・ウェイヴァリー誘拐事件　愛の探偵たち

雪に閉ざされ、外界と隔絶した山の民宿にはそれぞれ面識のない客が数人泊まっていた。ラジオからはロンドンで起った殺人事件のニュ ースが伝わってくる。そこへ電話が入った。警察からだ。ラジオ・ニュースの事件とこの民宿に何らかの関連がある、これからこちらへ向 うというのだ。果たして刑事はやって来たのだが……不気味なマザー・グースの調べに乗って起る奇怪な糸にあやつられた連続殺人劇とは ？　あまりに有名な戯曲「ねずみとり」の原作「三匹の盲ネズミ」をはじめ、マープルもの四篇、ポアロもの二篇、クィンもの一篇を収め る珠玉集！（裏表紙）

表題作はクィン、「三匹の盲ネズミ」 は探偵なし、「四階の部屋」「ジョニー・ウェイヴァリー誘拐事件」がポアロ、その他がマープル。「四階の部屋」にはヘイスティングス が出てこない。どーも、映画から入ったシリーズなので、彼が出てこないと物足りない。ような気がする。ｂｋ１、Ａｍａｚｏｎとも表紙 画像なし。

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2005/04/17更新