五匹の子豚 Five Little Pigs No.734
このナーサリーライムが結構好きで。ナンセンスなところが。巻末にポアロシリーズの一覧があるけど、けっこうまだ読んでないなぁ。 でも、あれもあれもあれも、テレビで見たし。まぁ、「そして誰もいなくなった」の例もあるから、テレビと小説の内容が必ずしも一致す るわけじゃないんだろうけど。今回のポアロは助手なしで、一人で関係者を訪ね歩いていく。また、その関係者が一人一人、事件を書く。 って趣向がおもしろい。なるほど。最近の事件じゃないから、こうやって、みるのか。(04/03/09)
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Agatha Christie アガサ・クリスティー 1890年、保養地として有名なイギリ スのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に 熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。 1914年に24歳でイギリ ス航空隊のアートボルト・クリスティと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪 を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルトと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マ ローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。 1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上 にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。 author photo : (c)Angus McBean (c)Hayakawa Publishing.Inc.
ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 21 ポアロ(早川書房)5296 文庫 2003年12月10日印刷・2003年12月15日 発行 720円 訳 桑原千恵子 Photograph (c)CORBIS/amana images Cover Design Hayakawa Design 献辞 スティーブン・グラン ヴィルに 1942
母は無実だったのです――娘の頼みにポアロの心は動いた。事件が起きたのは16年前。若い恋人に走った高名な画家を妻が毒殺、裁判 の末に獄中死したのだ。殺人犯を母に持った娘の依頼で再調査に乗り出したポアロは、過去へと時間を遡り、当時の状況を再現してゆく。 関係者の錯綜した証言から紡ぎ出された真相とは? 解説:千街晶之(裏表紙)
まぁ、犯人も動機もありがちというか
、予想されたとおり。なんだけど、途中、##いたはずの、依頼人の影があまりに薄く、ポアロもそれを気にして
いたので、##もしかして、意外な犯人って、こいつか?とか。コース変更しそうになりました。もー、毒薬をビールに入れるなん
て体格差も年齢差も技術的にないし。助手無しで、ポアロが歩き回るのもなかなかおもしろい。というか、事件が語られる形式がおもしろ
い。昔の事件を解決するってのも。
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2005/04/17更新