ブラック・コーヒー BLACK COFFEE クリスティー劇曲集5 No.440
ポアロの舞台物。クリスティ初のオリジナル劇曲らしい。登場人物がみんな怪しくみえる。ような気がする。舞台なので、どうも、誰が どうして、よりも、誰がどうやってを追求する感じだ。現実の捜査もそんなもんかもしれない。どうして。なんて、なんとでもいえるわけ だし。(03/01/01)
ポアロシリーズ作品一覧へ アガサ・クリスティーのページへ 戯曲集へ 作品名順一覧 ふへ 作品名順一覧 Bへ 読書日誌へ bk1 amazon
Agatha Christie アガサ・クリスティー
ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 1ー74(早川書房)1732 文庫 昭和59年5月15日発行・昭和61年2月28日4刷 30 0円 訳 麻田実 カバー 真鍋博 1930
ロンドン郊外に居を構える科学者エイモリー卿の邸は、異様な緊張に包まれていた。晩餐後のコーヒータイムに、卿が意外な事を言い始 めたのだ。邸内にいる何者かが、金庫から極秘書類を夕食前に盗んだのだと言う。寛大な卿は誰とも知れぬ犯人に、部屋を暗くしている間 に盗んだ書類をひそかに返すよう命じた。が、再び明りがついた時、卿はコーヒーの入った毒で殺されていた。そして、混乱のさなか、卿 に緊急の調査を頼まれていた名探偵ポアロが到着した……大勢の前で卿の死を演出した大胆な殺人者とは? ポアロ登場の女史最初のオリ ジナル戯曲(裏表紙)
毒入りコーヒー事件、ということにな
れば、いやでも、舞台上の、コーヒーカップの動きに注目する。その心理をうまく利用してあると思う。もちろん、コーヒーカップの動き
に眼を光らせないと、後で、謎が解けない?bk1、Amazonとも表紙画像なし。同じハヤカワから小説版も出ている。らしい
。
著者名順一覧 く 著者名順一覧 C
2005/04/17更新