毛糸よさらば A FAREWELL TO YARNS No.191

前作より、おもしろくなってました。犯人が誰か、なぜか、というところに、大体想像はついたものの、犯人には、もっと大きな秘密が 隠された。なーるほど。それも途中から推測できたけど。なかなか、フェアにいろんなことが提示してあって、ふむふむ、と思いながら読 めた。子供の送迎グループの話は鬼気迫るものがありました。前作でも、ジムおじさんが感嘆してたけど。なるほど、子供ってのは車を手 で触るもんだ。んーーーーー。勘弁して欲しい。(02/02/10)

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Jill Churchill ジル・チャーチル

創元推理文庫 M 4 チ 2(東京創元社) 文庫 1992年12月25日初版・1996年7月5日4版 520円 訳 浅羽莢 子 カバーイラスト 西山くに子 カバーデザイン 矢島高光  献辞 ジェーンを甦らせてくれた 辛辣な妖精の教母バーバラ・マーツ と グラディス・スターブおよび ショーニー・ミッション園芸クラブに 感謝をこめて捧ぐ

今年もクリスマスがやってきた。二男一女を抱えるジェーンにとって、これ以上騒々しい季節はない。各種催し物の開催を皮切りに、ご 近所づきあいや子供たちの送迎当番をめぐって用事は山積み。おまけに今年は、疎遠にしていた旧友が遊びに来るという。いやな予感はし ていたが、彼女がなんと性格最悪の息子を連れてきたからたまらない。立ちこめる険悪ムードの中、事はついに殺人事件にまで発展し…… 。慣れない編み物と格闘しながら事件解決に取り組む主婦探偵ジェーンの活躍やいかに? 大好評『ゴミと罰』に続くスーパーにぎやかな 本格ミステリ。(p1)

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。二男一女を抱えるジェーンには頭の痛いシーズンだ。おまけ に今回は、疎遠にしていた旧友が性格最悪の息子を連れて遊びに来たから、たまらない。立ちこめる険悪ムードの中、事はついに殺人事件 にまで発展し……。慣れない編み物片手に、真相解明に取り組む主婦探偵ジェーン。好評『ゴミと罰』に続く第二弾!(裏表紙 )

そーなのだ。疎遠だった友人が、やた ら自分のことを慕ってくれると、愛しくもうっとおしいのだ。特に、何か、頼られたり、家になんかこられちゃったりすると。外で会うの とは違うんだよね。ジェーンのフィリスへの感情、ナントナクわかる。##アルバート=リッチー。##が 、鍵。偶然って怖い。こーゆーの因縁。ってゆーんかな。


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2004/12/28更新