ネオン・レイン The Neon Rain No.727

ニュー・オリンズ。消費税がやたら高く、制服の警官がやたら多い街。過去に読んだいろいろなアメリカを舞台にした警察もの・探偵も のとはまた別でした。いろいろと予想を裏切られ、まぁ、おもしろかったです。シリーズ3作目でなんか賞を取ったらしいので、順番に読 んでいこうかと。(04/02/15)

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James Lee Burke ジェイムズ・リー・バーク  レイモンド ・カーヴァーが編集した The Best American Short Stories などに名を連ねていた文学畑の出身。大学でクリエイティヴ・ライティング を教えながら、「ネオン・レイン」でミステリに転じ、同主人公が登場するシリーズ第三作「ブラック・チェリー・ブルース」で’90M WA長編賞を受賞。ロッキー山脈の北部、モンタナに暮らす。 Photo/Vic Bilson

角川文庫 ハ 8・1(角川書店)8052 文庫 平成2年10月10日初版発行・平成9年5月10日4版発行 580円 訳 大 久保寛 カバーデザイン 菊池千賀子 photo by A.Terashima カバー 暁印刷 献辞 ルイジアナ州ニュー・イベ リアのウォルター・J・バークの家族に捧(ささ)げる、 彼らのやさしい心と思いやりに感謝して。 1 988

ハイでハードな男の誕生 ニュー・オーリンズには雨が多い。メキシコ湾から吹き上げる風が、湖沼地帯(バイ ユー・カントリー)を湿らせる。 湖沼に黒人女の死体が浮かんだ。第一発見者はデイヴ・ロビショー――ニュー・オーリンズ警察 警部補、ケイジャン、インテリ、離婚一回、元アル中…… 検死の結果は溺死。だが、ロビショーの目はごまかせない。娼婦、死刑囚、ニ カラグアからの亡命者――狂気と背中あわせの者たちを相手にロビショーの個人的な捜査が始まった。’90MWA長編賞受賞作家のシリ ーズ第一作。ハイでハードなニュー・ヒーローの誕生。(裏表紙)

初めて読む作家なので、いろいろと予 想した展開を裏切られておもしろかった。相棒も、財務省の調査官も、異母兄弟も、ソーシャル・ワーカーも課長も。


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2004/12/05更新