神さまはハーレーに乗って 〜ある魂の寓話〜 GOD ON A HARLEY No.17
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神さまがハーレーに乗って登場するのはいいとしても、そんなに具体的に自分がキリスト教の神だ。と、いうことを文中で示唆して、は たして、この本は売れるんかいな?このご時世に。しかも、神が明らかに男性だし。この神に男性らしいかっこうをさせたら、救済するの は男性じゃないと、どーも、説得力がない。ような気がする。だって、容姿が整った同性の言うことに素直に従う方がムツカシイと思うん だよね。異性の言うことを聞いちゃうのはわかるんだけどさ。ま、いい話です。特に、十戒を定めたときから今に至るまでに、神自身が成 長?し、戒律の与え方を考え直したって設定がいいんじゃないかと思う。でも、だったら、フツーの市民からじゃなくて、指導者クラスか ら彼の事業を進めた方が効率的じゃないのかね。(02/01/12)
途中で何度か投げつけたくなった(つまんないわけではありません)(読書日誌171−180へのコメン ト)
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Joan Brady ジョーン・ブレイディ フリーランス・ライター。 看護婦の資格を持ち救助員の経験がある。他の著作に『Heven in High Gear』『I Don’t Need a Ba by to Be Who I Am』などがある。カリフォルニア在住。 Photo/Teresa Allen
角川文庫 フ 25−1(角川書店)11026 文庫 平成11年4月25日初版 495円 訳 深町眞理子 カバーイラスト 寺 門孝之 カバー 暁印刷 献辞 わたしのたいせつな天使、トミーと そして ジャージー海岸の王様、レジ―に
恋に失望し、むなしくバーで独り酒を飲むクリスティーン。そんな彼女の前に、神と名乗るハーレーに乗った男が現れる。彼は、彼女が 本当の生き方を見つけるために現れたのだという。いかがわしく感じながらも、彼の魅力に引き込まれたクリスは、そのアドバイスに耳を 傾ける。好きだけれども忙しすぎる看護婦という仕事、高額の家賃を払っているマンション、思い出のためだけに取ってある膨大な洋服や 本……。次第にクリスは自らのばかげた虚栄心に気づき、本当に自分の人生に必要なものは何なのかに目覚め始める……。シンプルに生き たいと願うあなたに贈る、心温まる魂の寓話。(裏表紙)
「神さまがホントにいるなら○○して
みろ!」とののしりたくなる作品、その1.という気がしないでもない。でも、書かれていることに大事なことがある。ってのは間違いな
いっす。日々反省。
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2004/12/26更新