パンプルムース氏のダイエット Monsieur Pamplemousse Takes the Cure No.453

フランス人を主人公にしたイギリス人が書くミステリに、イギリス人が登場する。非常に特異な。というか、個性的な。というかまぁ… 。パンプルムース、ダイエットはできたのだろうか。どこへ出かけていってもとんでもない事件に巻き込まれ、知らないうちに犯人?にな ったり。大騒動。(03/01/12)

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Michael Bond マイケル・ボンド

創元推理文庫 M ホ 5 4(東京創元社)215 05 文庫 2002年11月29日初版 640円 訳 木村博江 カバー画  上垣厚子 解説 近藤史恵 Hodder & Stoughton; (1987)

ヘルスクラブでダイエット! なんたることか。パ氏とポムフリットから食べることを引いたら……いや、そもそも引くことなど可能な のか? 『くまのパディントン』の作者が大人たちに贈る世にも美味なるミステリ・コメディ!(帯)

元刑事でグルメ・ガイドの覆面調査員・パンプルムース氏は、思いもよらない任務につかされた。ヘルスクラブ潜入調査をしつつ、自ら もダイエットせよというのだ。ピレネー東部にある《シャトー・モルグ》に、われらがポムフリット――味にうるさい元警察犬――ととも に乗り込んだ彼は、施設内で何やら怪しげな動きがあることに気づいた。このヘルスクラブには秘密がある。しかし、なにしろ食事制限だ ! パ氏と瓜二つのタレントは登場するわ、ポムフリットは食糧調達に走るわでヘルスクラブは大騒動。はたしてパ氏のダイエットは成功 するのか?(p1)

「君が太りすぎであるのは逃れられない事実だ!」なんたることか。編集長命令は、ダイエットをかねたヘルスクラブ調査だった。パ氏 と美食犬ポムフリットに食事制限など可能か? しかし仕事だ。ふたり(?)がピレネー東部のヘルスクラブに潜入してみると、そこには 何やら秘密めいた雰囲気が漂っていた。パ氏と瓜二つの軽薄男も登場して大騒動。飢えたグルメ・コンビの運命は?(裏表紙 )

そっくりな男がタレントをしていると いうことは、実は?パンプルムース、わりといい男なのか?そういえば事件のたびに、女に追っかけられているような…。


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2004/09/12更新