フリージア No.765
既に過去がある男の話。『残光』の先行作。タクヤは鏡に映った自分のようでいやだったぞ。探偵シリーズの登場人物もちょこっと出て いる。それにしても、社長って何モンよ?(04/05/16)
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東 直己 1956年札幌市生まれ。北海道大学文学部哲学 科中退。1992年ススキノを舞台とした長篇『探偵はバーにいる』(早川書房)でデビュー。『バーにかかってきた電話』『消えた少年 』(以上早川書房)『沈黙の橋』(幻冬舎)『札幌刑務所4泊5日体験記』(扶桑社)がある。
廣済堂出版 単行本 平成7年8月10日初版 1,553円 装画 坂本稔男 装丁 原田幸生(廣済堂) 2000年9月角川春樹 事務所よりハルキ文庫として刊行(bk1 amazon)
北の街札幌で男の熱き闘いの幕が開く! 昔の恋人の幸せな生活を脅かす黒い敵に向かって奮然と立ち上がり死闘を繰り広げる男の ハ ード・アクション(帯)
過去を隠しカタギのサラリーマンと幸せな生活を送っていた多恵子は、札幌に進出をねらう関西資本と、それを阻止しようとする地元ヤ クザとの抗争に突然巻き込まれる。それを知った彼女の元恋人健三は、今は「業界」から足を洗い静かに生きていたが、「カタギになった 多恵子の、カタギとしての幸せ」を守ろうと立ち上がり、死闘を繰り広げる。(帯)
うーん。多恵子が巻き込まれたという
より、健三を巻き込むために多恵子を巻き込もうとしたというところでしょう。多恵子が先に厄介ごとにおっこちたんでなく。まぁ、どう
言っても。bk1、Amazonとも表紙画像なし。
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2004/09/12更新