人形館の殺人 No.639

あーっと、読んだことあったみたい。最後まで読んで思い出したと言うか、そーいえば、この解説は読んだことあるような。といった程 度で。しかし、辻井雪人という登場人物には笑えました。しかも、作家だし。(03/09/10)

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綾辻 行人

講談社文庫 あ 52 4(講談社) 文庫 1993年5月15日第1刷・1995年2月28日第9刷 解説 太田忠司 献辞 ― ―竹本健治さんに―― 1989年4月講談社ノベルスとして刊行(bk1 amazon

カバーがないので詳細不明。bk1は表紙画像 なし。Amazonの方で画像拡大して見ても見覚えないので、かなり早い段階でカバーなしになってしまった1冊でしょう。こびと本に は多いんだよね。いらないのかなぁ。いらないんだろうなぁ。シリーズを通しての探偵役、島田潔からの手紙で始まり、手紙で終わる。途 中##…こいつ、置石して列車を脱線させたなぁ。##ってのは想像ついたけど、なんでそれを忘れちゃっ てるのかわからなかった。ところで辻井雪人。著者は彼をどのような意図を持って生み出したのだろうか?##っ て作中死んじゃうんだけどさ。##著者と同名の探偵の変化球だろうか。舞台が孤島の十角館や古城のような水車館にくらべ、人形 館はありそうな館。内包するものを除いて。京都の景色としてありそうというか。そういう意味でも異色であったのではないだろうか。こ の後出てくる時計館も黒猫館も館そのものがその辺になさそうな館だもんなぁ。異色といえば、館シリーズの中で(まだ全部読んでないけ ど)##島田潔が探偵役じゃない、中村青司の館ではないことが判明する##ってのは、シリーズからかな りはみでてるでしょう。でも、館シリーズなんだなぁ。


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2004/11/21更新