からくり富 夢裡庵先生捕物帳 No.725

収録作品  もひとつ観音  小判祭こばんまつり  新道しんみちの女  猿曳 駒さるひきごま  手相拝見  天正てんしょうかるた  からくり富

「手相拝見」のオチが好き。いいぞお。ところで、このコメントを書く途中に3回もパソコンがトラブった。なんだどーした。夢裡庵先 生捕物帳シリーズ、後ろから遡っている。俵助と千代がなかなか出てこないし。この本は、最初の話の語り手の相方が次の話の語り手にだ いたいなってる。おもしろい構成だ。「からくり富」のからくりが一番おもしろかったな。(04/02/14)

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泡坂 妻夫

徳間書店 単行本 1996年5月31日第1刷 1,456円 イラストレーション・装幀 岡田嘉夫 1999年7月徳間文庫(bk1 amazon)刊行

初出  「問題小説」 もひとつ観音(平成元年12月号) 小判祭(平成2年12月号) 新道の女(平成3年12月号)  猿曳駒(平成4年12月号) 手相拝見(平成5年1月号) 天正かるた(平成6年12月号) からくり富(平成7年12月号)

大江戸の風物をめぐる七つのからくりを八丁堀同心・夢裡庵が解き明かす!(帯)

シリーズ第2弾。短編集なんだけど、 なんと、1年1作のペースで書かれている。すげー。単純に。ちょうど、「八百八町夢日記」を見てました。CATVで。わりとおもしろ いんだねー。ねずみ小僧なんか出たりしてさ。夢裡庵先生の方がだいぶ?時代を下るようなんだけど、飯屋がお上の手伝いしてるところな んか、まんまだな〜。と思ってみてました。


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2005/04/09更新