凧をみる武士 宝引の辰 捕者帳 No.778
収録作品 とんぼ玉異聞 雛の宵宮 幽霊大夫 凧をみる武士
短編3、中編1の構成。表題作は中編。「宝引の辰捕物帳」シリーズだそうです。シリーズ第1巻ってとこじゃなさそうなので、前と続 きを探すつもり。語り手がどんどん入れ替わるので、どーもシリーズって感じじゃないんだけどね。辰は毎回登場する。とりあえず 。(04/06/25)
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泡坂 妻夫 昭和二十八年京都生まれ。高校卒業後、家業の紋章上絵師の仕事につく 。その後執筆活動に入り、昭和五十三年『乱れからくり』で日本推理作家協会賞、六十三年『折鶴』で直木賞受賞。また、アマチュア奇術 家としてのキャリアを生かした作品も多い。
日本放送出版協会 単行本 1995年5月25日第1刷発行 1,165円 装画 アオシマ・チュウジ 装幀 山口信博 協力 N HKエンタープライズ21 1999年8月文春文庫刊行(bk1 amazon)
NHK金曜時代劇【宝引(ほうびき)の辰捕者帳】の原作 絶賛放映中 宝引の辰(小林薫) 謎の凧の意味は。縺(もつ)れた殺人(ころし)の糸を辰の 推理が解(ほど)く! 表題作はじめ、書き下ろし2篇を含む4篇を収載(帯)
四つの難事件に辰が挑む! 【とんぼ玉異聞】古道具屋で見つかった一個のとんぼ玉。その美しい輝きを追っていくと、意外な事実が明 るみに………。 【雛の宵宮】雛人形が倒れると、必ずだれかが怪我をする。単なる偶然か、それとも恐ろしい事件の前触れか………。 【幽霊大夫】吉原で起きた、花魁と男の無理心中事件。その数日後、死んだ花魁の幽霊が出るという噂が立ち………。 【凧をみる武士】 鶴の紋が描かれた三枚の凧には、なぜか十両の小判が結びつけられていた………。シリーズ初の中篇。(帯)
シリーズ第3弾。小物使いが上手い。
達人というか職人芸って感じの作品。テレビシリーズの原作?原案?
著者名順一覧 あ
2005/04/09更新