山伏地蔵坊の放浪 No.225

収録作品  ローカル線とシンデレラ   仮装パーティの館   崖の教祖   毒の晩餐会   死ぬ時はひとり   割れたガラ ス窓   天馬博士の昇天

再読。この手の話が好きだ。残念ながら、シリーズは完結しているが。マスターのつけるオチもイカしてるし。これを借りてきて、別の 本を読んでいるときに、自分は実は、「ミステリ」より「クライム・ノベル」のジャンルの方が好きかも。と、考えていた。で、ふと、こ の本の表紙に目が行った。「創元クライム・クラブ」…。え?これってそうだっけ???あ。一応、犯罪を扱ってますな。ふむふむ。うー ん。(02/03/30)

山伏が探偵役?(読書日誌221−230へのコメント)

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有栖川 有栖

創元クライム・クラブ(東京創元社) 単行本 1996年4月25日初版 1,650円 装画 北見隆 装幀 小倉敏夫 本文図版 濱中利信 山伏とはT〜Z 文・写真 戸川安宣  協力 荒澤寺正善院 イラスト 北見隆 解説 戸川安宣 2002年7月創元推理文庫(bk1 amazon)刊 行

戸川氏の解説がおもしろい。それにし ても、聞き手が作り話を承知で話に聞き入り恐れ入る。という、キャラクターにいかにも山伏はぴったりだ。よく、この役に据えようと思 いついたもんだと思う。


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2004/09/25更新