陽だまりの迷宮 No.845
収録作品 黄色い鞄と青いヒトデ 届かない声 クリスマスのおくりもの
ちょっと、最後の謎(?)の解決が強引な気が…。まぁ、おもしろかったです。この本は、デパート内の喫茶店の空席を待っている間に 読み始めたのですが…。待ち時間は少なかったのに、オーダーをなかなか取りに来てもらえず(それはそれほど気にならず)、食事と飲み 物を頼んだら、食事のオーダーが通っておらず、飲み物がきたときに、「ご注文は以上ですね」と言われたので、「いえ。スパゲティがあ ります」と、言ったらオーダーが通っていなかったので、「もういいです。」と「すぐお作りします」と言われたので、「どれくらい時間 かかりますか?」と聞いたら、「今から作りますので」とのこと。えっと、それって答えじゃないし。急いでないので、お願いしたら、1 話読み終わっても来ないし。でもって、「アレルギーが心配な方は、材料をお尋ねください」とあるので、アレルギーはないけど、好き嫌 いがあるので、材料を尋ねてオーダーした食事に、聞いてなかったものがしっかり入っていたので、間違いかと思って店員さんを呼び止め たら、間違いじゃないし。事情を言って、「もうよけて食べるからもういいです」と言ったら作り直してくれました。そんなこんなで、確 かに薄い本ですが、喫茶店で2話まで読み終わってしまった。というわけで、この本は、チャイとスパゲティの思い出と共に… 。(04/11/20)
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青井 夏海 千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2 001年、野球ミステリー『スタジアム 虹の事件簿』でデビュー。他の著書に助産師探偵シリーズ『赤ちゃんをさがせ』『赤ちゃんがい っぱい』がある。
ハルキ文庫 あ 14−1(角川春樹事務所) 文庫 2004年5月18日第1刷発行 本体600円+税 装画 ムラタユキトシ 装幀 芦澤泰偉 書き下ろし
生夫(いくお)は小学三年生、姉九人・兄一人の十一人きょうだいの末っ子だ。病気で学校を休 みがちの彼のまわりに起きる日常の謎・謎・謎――消えてしまった鉄道模型に、繰り返される無言電話、玄関に置いていかれた象の絵本… …。でも大丈夫、いつも最後には下宿人のヨモギさんが現れて見事解決してくれるのだから。子どもの頃の懐かしさと切なさを、ほのぼの とした筆致で描く連作ミステリー、書き下ろしで登場!(裏表紙)
あ、なんか、すごく日誌っぽいですね
。本来こんな感じで、日記と感想で行こうと思っていたことをなんとなく思い出したり。盛り込みすぎてごちゃごちゃしている間はあるも
のの、ほのぼのとした心温まる謎解きです。にしても、すごい大家族だ。
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2004/12/31更新