杉原爽香二十九歳の秋 濡羽色ぬればいろのマスク No.3
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ひねりが足りん。んでも、「杉原爽香物語」の一部だと思えば、これでいいのか?毎年そんな凝りに凝った事件にばっかり出会ってもね ぇ。身内にごたごたが絶えないように描かれてるのにさ。そーれにしても、杉原父以外の男性レギュラーキャラクターが不倫してる。女性 読者が多そうなのに、どーなんだろーな。その辺は。受け入れられているのだろーか。(02/09/25)
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赤川 次郎
長編青春ミステリー 文庫オリジナル 光文社文庫 あ 1−85(光文社) 文庫 2002年9月20日初版1刷 514円 カバ ー 永田力 カバー印刷 近代美術 解説 青柳いづみこ 初出 「ムジカノーヴァ」(音楽之友社)2001年9月号〜2002 年8月号
濡羽色とは……烏の羽が水に濡れたときのような、つやがあって美しい黒色。(裏表紙見返し)
杉原爽香(すぎはらさやか)、二十九歳の秋 高齢者用ケア付きマンションで働く爽香(さやか)は、親会社が計画する新プロジェクトの準備に参加して多忙な日々を送っていた。 爽香の恩師 ・河村布子(かわむらぬのこ)は、新しい職場を見付けたが、夫・太郎(たろう)の「秘密」に悩んでいた。そして、刑事の現場から離れている太郎は、ある夜偶然、殺人現場に出くわし、 勝手に捜査を開始する! 登場人物が読者とともに年齢(とし)を重ねる画期的シリーズ第15弾! (裏表紙)
いやぁ。妻がいるともてるようになる
のか?と、錯覚しそうな話だ。うーん。河村、現場復帰?登場人物が成長するだけでなく、ケアハウスを職場にしているせいもあり、亡く
なっていく。それも、シリーズの意義の一つか。
著者名順一覧 あ
2005/05/01更新