幽霊暗殺者　Ｎｏ．４０

宇野警部と女子大生・夕子のシリーズ第１３作。昔、電車で通学していたころに電車の中で読んでいたときはすごくおもしろい。と、思 ってたんですが、腰をおちつけて土曜の午後なんかに読むにはちょっと軽すぎてものたりないかも。ちゃんと事件が起き、謎が出て、ちょ っと意外な結末が待っている。この結末がいちいちちゃんと、ちょっと意外なところがすごいなぁ。(01/03/17)

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赤川　次郎　　昭和２３（１９４８）年２月２９日福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。５ １年「幽霊列車」で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。「幽霊シリーズ」の他に、三毛猫ホー ムズ、三姉妹探偵団など、数々の人気シリーズがあり、著作は４００冊を超える。

文春文庫　あ　１　２２（文藝春秋）　文庫　２００１年３月１０日第１刷　４１９円　カバー　峰岸達　平成１１年２月文藝春秋（bk1　amazon）

宇野警部、買収される！？　大臣狙撃事件の犯人は、若く無鉄砲なヤクザ志望？　小さな夢が空回りする、ちょっと切ない事件の数々。 　宇野警部と永井夕子の「幽霊」シリーズ第１３弾（帯）

宇野警部と夕子の名コンビが活躍するシリーズ第１３作。爽やかでどこか切ないミステリー（巻末の最新刊案内）

宇野警部と女子大生・夕子のコンビが活躍する幽霊シリーズ第１３作。「子分にして下さい！」と駆け込んできた若い男に、ヤクザの親 分は「あいつをやっつけりゃ……」と、バーのテレビに映っていた建設大臣に目をやった。気の弱い、心優しい青年は本当に大臣を撃てる のか？　爽やかでどこか切ないミステリー短篇集。表題作ほか三篇。（裏表紙）

「星をつかまえろ」が、まぁ、一番じ ょーずにできてるんじゃないかな。うーん。「爽やかな追跡」冒頭、宇野警部が、不振な学生をつけて行くと…。笑えます 。

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2005/04/30更新