流行作家殺人事件

収録作品　　流行作家殺人事件　　絶望未満殺人事件　　前途洋洋殺人事件

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赤川　次郎　　１９４８年、福岡に生まれる。’７６年に「幽霊列車」でオール読物推 理小説新人賞を受賞してデビュー。’９４年秋に著作が３００冊を突破。大貫警部と井上刑事のコンビが登場する四文字熟語シリーズの他 に「三姉妹探偵団」「三毛猫ホームズ」など多数の人気シリーズがある。ベストセラー執筆のかたわら、大学の客員教授もつとめ、多忙の 中、音楽会、観劇を欠かさないスーパーマンでもある。

講談社文庫　あ　２１　３３（講談社）　文庫　１９９９年１月１５日第１刷　５１４円　カバー装画　浅賀行雄　解説　山前譲　１９ ９６年２月ＫＯＤＡＮＳＨＡ　ＮＯＶＥＬＳ（bk1　amazon）

初出　　「小説現代」　流行作家殺人事件（’９５年４月号）　絶望未満殺人事件（’９４年７月／８月号）　前途洋洋殺人事 件（’９５年１１月号）

誰も見たことのない超ベストセラー作家の殺人事件に大貫警部と井上刑事が乗り出すが。（巻末の最新刊案内）

超流行作家の牛田竜介は誰も顔を見たことがない謎の存在。原稿は秘書の二村久江を通じて渡される。その牛田の家で強硬突破を企てた 編集者が殺された。果たして犯人は現場から姿を消した牛田なのか？　おなじみ大貫警部・井上刑事のコンビがのり出して、とんでもない 真相が明かされたのだが――。他二編を収録。（裏表紙）

いつもいつもお気の毒な箱崎課長。今 回もやっぱりお気の毒。このころ、赤川さん自身が流行作家であった（って、今でも流行作家の一人ではあると思いますが）ので、このタ イトルはなかなかのインパクトであったことでしょう。ノベルズ班は表紙画像なし。

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2005/05/01更新