帝都探偵物語C さらば美しき魔女 No.688

今回は相手が魔女なだけに、それほど活劇でもなかったかな。スピリット・オブ・エクスタシーに出番なし。渡もチョイ。どっちがどっ ちとはいえないけど、鈴木雅久さんのイラスト、漫画家の田村由美と似てるような気がする。冒険活劇向き。(03/12/06)

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赤城 毅  1961年、東京生まれ。立教大学卒、すなわち、あの長嶋父子と同窓( いいのか悪いのか…ウーン)。’90年から’92年までドイツ・ボン大学に留学後、千葉大学などで講師を務める。’98年『魔大陸の 鷹』で作家デビュー。近著に『紳士遊戯』『帝都探偵物語 私が愛した木乃伊(みいら)』(以上、 カッパ・ノベルス)、『虹のつばさ』(講談社ノベルス)などがある。

長編伝奇探偵小説 光文社文庫 あ 35−4(光文社) 文庫 2003年11月20日初版1刷発行 571円+税 カバーイラスト  鈴木雅久 カバーデザイン パークデザインオフィス 挿画 鈴木雅久 解説 山前譲(推理小説研究家) カバー印刷 堀内印刷 19 95年5月中央公論新社C★NOVELS(bk1 amazon

奇怪な黒頭巾の男の出現は、まさしく、山科子爵家の陰惨な連続殺人事件の始まりを告げるものだったのでございます……。(扉)

名門子爵(ししゃく)家の当主が、莫大(ばくだい)な遺 産を残し怪死した。真相解明に向かった木暮十三郎(こぐれじゅうざぶろう)を出迎えた、光と影を 思わせる対照的な双子の姉妹――。二人を巡って渦巻く醜い欲望が、ついに眠れる魔女を呼び起こした……。次々と起こる血の惨劇! 十 三郎は、愛と憎しみに引き裂かれる美しき魔女を救えるのか? あまりにもせつなく哀しい物語。大好評シリーズ第4弾!(裏表紙 )

めんどくさいことに、著者のページで 未読のものを初出の単行本とかにリンクしたので、文庫で買うと決まっているものはいちいちリンクを貼り直すことに。マヌケだった。と ころで、鈴木さんのイラストは単行本と文庫でいちいち変わるようです。少なくとも表紙は。人気なんすね。ところで、今回の表紙からは 主人公群というか、十三郎、渡、礼乃はあっさり消えてます。bk1ノベルス版は表紙画像なし。


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2005/04/30更新