帝都探偵物語A 闇を呼ぶ人狼 No.622
まぁ、第2弾ってことで、第1弾の時のようなイキオイというか引きずられ方はしなかったものの、おもしろかった。多分、懐古調の語 り口と事件現在進行形の様子が、良くも悪くも話を分断するからでしょう。やめられない・とまらない。にならなかったのは。その分、上 手に趣向を凝らしてあるといえばそうだし、こらない方が言いといえばそうだし。むつかしいなぁ。ってことを考えずにぶっとばして読め ばいいんだろうな。多分。(03/08/22)
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赤城 毅
長編伝奇探偵小説 光文社文庫 あ 35−2(光文社) 文庫 2003年5月20日初版1刷 590円 カバーイラスト 鈴木雅 久 カバーデザイン パークデザインオフィス カバー印刷 堀内印刷 挿画 鈴木雅久 解説 日下三蔵 1999年1月中央公論社( 現中央公論新社)C★NOVELS(bk1 amazon)
大正十四年夏。演奏会の夜、帝劇(ていげき)に覆面(ふくめん )の怪人が出現した!二メートル近い長身、けものじみた臭気……。さらわれようとする美少女ピアニスト・大円寺美冬(だいえんじみふゆ)――立ち向かう十三郎(じゅうざぶろう)と 渡(わたる)はわが目を疑った。大円寺家へ復讐を謳(うた )う怪人には、拳銃の弾さえ効かないのだ。そして満月の夜、第一の惨劇は起こった! 美貌の探偵助手・渡の活躍が光る、超人気 シリーズ第2弾!(裏表紙)
前の人造生命は、人が造ったってだけ
あって、カガクな名残りがあったけど、今度は違うなぁ。怪人。前回は、木暮探偵事務所の礼乃が活躍したが、今度は渡のほう。次は、っ
て三人しかいないけどね。前回の冒険活劇的な路線を残しつつ、ちょっと推理モン的なところをとりいれたらしいっす。
著者名順一覧 あ
2005/04/30更新