ディプロトドンティア・マクロプス No.410
あー。確かに、主人公。というか、語り手は探偵だが。ががが。ががが。真剣にミステリ。と思うと怒るかもしれない。おもしろかった けど。京都の街を知ってる人はもっとおもしろいんじゃないかな。おもしろくなくても、事件のすごさがわかりそう。うん 。(02/11/18)
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我孫子 武丸 昭和37年兵庫県西宮市生まれ。京都大学推理小説研究会が生んだミ ステリ界の俊英のひとり。小社ノベルス『8の殺人』で鮮烈でビュー。スーパーファミコンソフト『かまいたちの夜』のシナリオやまんが 原作を手掛けるなど、ミステリ、ホラー的なるものに軸をおいたマルチクリエーターでもある。本作品も新たな分野に挑んだ意欲作である 。(裏表紙見返し) 著者のことば 名無しの探偵、失踪人探し、男の友情、次々登場する美女、怪しい男たちの襲撃、殴り合いの格闘 ……ちょっとヘンなところもありますが、大体そんな話です。安心してお読み下さい。(見返し)
講談社ノベルス(講談社) 新書 1997年7月5日第1刷 740円 ブックデザイン 熊谷博人 カバーイラストレーション い しかわじゅん 本文イラストレーション いしかわじゅん 小説現代増刊「メフィスト」1995年11月号〜97年5月号連 載 2000年6月講談社文庫(bk1 amazon)
新バイオホラー誕生!私立探偵を開業した私のところに来た依頼はなんと“カンガルー探し”!(巻末の最新刊案内)
京都で探偵事務所を開設した私に、依頼人が二名。失踪した父を捜してという女子大生と、もうひとりは「カンガルーのマチルダさんを 捜して!」という美少女。動物園「ノアズ・アーク」に潜入し、調査を開始した私は突然、暴漢に襲われた! 妨害工作はなんのために? 京都を揺るがす大騒動はこうして始まった!(裏表紙)
あ。そういえば、探偵が名無しだとい
うことに、最後まで気づかなかった。女性陣は「探偵さん」って呼んでるし、男性陣は「君」「お前」の世界。それと、##表紙の男(探偵?)の後ろは、カンガルーの尻尾かいっ!!!##ってことも。それと、え?バイオ“ホラー”?
??ってことも。ホラーだったのか…。##巻末案内を読むと、「ありゃ。こりゃ、カンガルー探しは横道じゃね
ーな。」##と、推測されてしまう。やっぱり、意外性を取っておいて欲しかった。でも、オハナシだからそもそも##意味なく登場しないともいえるし……。##最後までわからなかった、タイトルは、##草食有袋類亜目 オオカンガルーの学名##だそうです。我孫子さんのHPの日記に「本のどこかに書くつもりで
すっかり忘れていた」と書いてありました。ところで、これが、新たな分野への挑戦だとしたら、一体どんな分野なんだ?探偵が出てきた
こと自体が##ミスディレクションのマジック##とか?でも、まんがの原作にしたら結構いけそうな気が
。無理か?一気に読むこと。途中で止まって考えると続きを読むのが難しい。それと、探偵は出てくるけど、「これはミステリです。」と
書いてないことが注意点?
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2005/04/30更新