人形はこたつで推理する No.268

収録作品  人形はこたつで推理する  人形はテントで推理する  人形は劇場で推理する  人形をなくした腹話術師

再読。短編集。これを読むと、この1冊でシリーズ完結の、まぁ、シリーズというより、連作短編集のようなものだったんだな。という 感じが強い。何か、カンケツしてる。続きを書くのが不自然なくらい。(02/05/24)

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我孫子 武丸

講談社文庫 あ 54 5(講談社) 文庫 1995年6月15日第1刷・1996年3月29日第5刷 505円 カバー装画 伊 藤正道 カバーデザイン 蔵前仁一 解説 夏来健次 1990年8月カドカワノベルス(bk1 amazon

鞠小路鞠夫(まりこうじまりお)――私が密かに思いを寄せる内気な腹話術師・朝永嘉夫(ともながよしお)が操る人形の名前です。出会ったのは幼稚園のクリスマス会。園で飼っている兎が死ん だ事件を見事な推理で解決してくれました。そう、「彼」は実は頭脳明晰な名探偵だったのです。異色の人形探偵コンビが大活躍する青春 ユーモア・ミステリー!(裏表紙)

車に乗ると人格が変わるように、人形 を持つと、人格が変わる?というわけではなく、人形そのものに、人格が発生する(SF的な意味でなく)、という、一風変わった設定。 これが人形遣いを悩ませる。と言う設定なので、終わるときは、人形の人格が消えるときか、人形に人格があったってえーやんか。と落ち 着くとき。かな。漫画化もされているようです。確かに漫画にもあう設定。でも、つっこみ間違えると心理モノになって重くなりそうな設 定でもある。あ。恋愛ものでもあるから救えるのか?bk1はノベルス・文庫とも表紙画像なし。Amazonはノベルス版表紙画像なし 。


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2005/04/30更新